2010年12月28日火曜日

年末のご挨拶

こんばんは。
税理士の山脇です。

今年も残すところ後わずかとなりました。
山脇税理士事務所も今日が仕事納めでした。

今年の4月にブログデビューし、日常生活を中心に
感じたこと、税金の話を取り入れながら綴っていこうと
よちよちながら歩んできました。

このブログが76作目になるのですが、この一年の
出来事を私なりに振り返り、今年のひとりごとを
締めたいと思います。

①年頭には、築地市場での初競りで、大間産クロマグロが
 1628万円の高値で競り落とされたことに驚き、

②4月には、宮崎県での口蹄疫騒動が勃発し、畜産家を
 はじめ、県内外の多くに甚大な被害を及ぼしたことに涙し、

③夏から秋にかけての猛暑、酷暑で体力を消耗し、

④8月には、国の借金904兆772億円(内、国債81%)、
 国民一人当たりでは710万円との発表に、赤子にまで
 背負わす責任の大きさ、財政の深部を見た思いです。

また、国内全般を見ると、日本経済は円高、資源高に泣き、
国内消費もデフレ不況の中で低迷が続いており、政治では
歴史的な政権交代に希望を抱いたのも束の間で、衆参ねじれ
国会となり、情勢は混沌としています。

その他にも、普天間、尖閣諸島問題、北方領土問題と
懸案課題は山積みしています。

このように、負の事件、事象がありますが、来る年には
夢と希望を持ちたいのは万民の願いのはずです。

原点回帰、泰然自若でありたいと自問自答して
年末の挨拶とさせていただきます。

皆様、どうぞ、良いお年をお迎えください。

2010年12月27日月曜日

紀伊半島一周

こんばんは。
税理士の山脇です。

先日、紀伊半島を一周してきました。

当初は、温泉・はりはり鍋・釣りをキーワードに、
和歌山県は太地町を目的地にしていたのですが、
往路と同じコースで大阪に戻るのも芸がないと
思い、帰りは伊勢・鳥羽経由、つまり、紀伊半島を
一周することになってしまいました。

今は、高速道路で田辺まで行けるので、大阪から
3時間程で白浜に到着、その後は、42号線を
ひた走り太地町を目指しました。

途中休憩のために立ち寄った橋杭岩。
本当に、人の手によって並べられたかのようです。









橋杭岩前にある、うすかわまんじゅうで有名な儀平さん。
噂に聞くとおり、美味しかったです。












太地町に到着。
大きなくじらの親子が目印です。



ホテルから見えた、イルカやくじらへの餌やり。
ちょうど晩御飯の時間だったようです。







2日目は伊勢へ。

くじらの町、太地町を後にし、新宮を経て
熊野川を渡るとすぐに三重県に入ります。
熊野街道(R42号線)をひたすら伊勢方面へと
走り続けました。

ちなみに、熊野街道とは、京から大坂を経て、
熊野三山への参詣に利用された街道の総称で
紀伊路とも呼ばれています。

当日は好天にも恵まれ、雄大な熊野灘を右手に見つつ
山間部に入っても、冬の景色とは思えない暖かさがあり
澄み切った清流にも目を奪われながらの快適なドライブ
を楽しむことができた紀伊の旅でした。

2010年12月26日日曜日

馬券の払戻金は課税される?

こんばんは。
税理士の山脇です。

大阪でも雪がちらついた寒い週末でした。
風邪などひかないよう、体調管理には
くれぐれも気をつけてください。

さて、本日、有馬記念が開催されました。

中央競馬の一年を締めくくる大きなレースという
ことで、関心が高く、人気のあるレースですよね。

2番人気の馬が1着、1番人気の馬が2着、
14番人気の馬が3着という結果に終わったそう
ですが、購入された皆さん、いかがでしたか?

勝って、にっこりされている方もいらっしゃることでしょう。

さてさて、この馬券の払戻金を受け取った場合、
税金は課税されるのでしょうか?

答えは・・・、残念ながら、馬券の払戻金には、税金が
課税され、一時所得として確定申告をしなければいけません。

計算方法は・・・と、いいますと、

(総収入金額ーその収入を得るために支出した金額
     -特別控除額最高50万円)×1/2=一時所得の金額

一時所得の金額は、総合課税されますので、上記算式で
求めた一時所得の金額を、他の所得と合算して、総所得
金額とし、税金を計算します。

また、「その収入を得るために支出した金額」とは、
当り馬券を買うためにかかったお金のみをいい、外れた
馬券を買ったお金は引いてもらうことができません。

ただし、年間で最高50万円の特別控除額が設けられて
いますので、馬券の払戻金から、その馬券を買うために
かかったお金を差し引いた金額が、50万円以下であれば
税金は課税されません。

ちなみに、私のまわりでも、「有馬記念だけは!」と馬券を 買いに
走る友人もいますが、確定申告の依頼はまだ一度もありません。(笑)

2010年12月19日日曜日

信楽へ

こんにちは。
税理士の山脇です。

毎日、寒い日が続いています。
小まめにうがい・手洗いをし、風邪などひかないよう
体調管理にはくれぐれも気をつけてください。

さて、昨日の土曜日は、仕事で滋賀県に行っておりました。

14時過ぎに顧問先を後にしたのですが、空は晴天、
風もなく、日差しはぽかぽか・・・

このまま、真っすぐ帰るのは勿体ないような気になり
車を走らせ信楽へ。

信楽と言えば焼き物の町。
なかでも、すぐに思いつくのが狸の焼き物ですよね。

いました。いました。
いたるところに、狸の焼き物が置かれています。

木の上にまで!
「たぬ木」だそうです。(笑)










大きいものから小さいものまで狸、狸、狸です。
ぱっちりした目が何とも愛らしい!

この狸の姿かたちは、「八相起縁」と呼ばれる
縁起を表しているそうです。

  笑顔・・・お互いに愛想良く
  
  大きな目・・・周囲を見渡し気を配り正しい判断ができるように

  笠・・・思いがけない災難を避けるため普段から準備を

  大きなお腹・・・冷静さと大胆さを持ち合わせよう

  徳利・・・人徳を身につけよう

  通い帳・・・信用が第一

  太いしっぽ・・・何事もしっかりした終わりを

  金袋・・・金運

なるほど!深い意味があったのですね。
いい勉強になりました。

信楽では、狸の焼き物以外にも、たくさんの陶器を
目にすることができます。
あれもこれもと目移りしながら、お気に入りの一つを
見つけ出すのも楽しいひと時でした。

また、作陶見学や陶芸体験もできるそうなので、
次回は是非チャレンジしたいものです。

2010年12月14日火曜日

年末調整

こんばんは。
税理士の山脇です。

年末調整の時期となりました。

会社や事業主の皆様には、所轄税務署より、年末調整の
関係書類が、ぶ厚い茶封筒で送られてきているのではないでしょうか。

年末調整とは、1年間に源泉徴収した所得税の合計額と、
1年間に納めるべき所得税額を一致させる手続きをいいます。

給与等の支払者は、役員や従業員さんに給与等を支払う際に、
所得税の源泉徴収をしなければいけません。

しかし、その1年間に、給与等から源泉徴収した所得税の合計額が、
源泉徴収されたその人の1年間に納める所得税額とはならないのです。

と言って、毎月の給与計算に間違いがあるわけではないですよ。

では、どうして、所得税の額が不一致となってしまうのでしょう。

年の途中で扶養親族等の異動があった場合や、生命保険料等の
控除を年末調整で行うなど、年末調整でしか、調整が行えないもの
があるからなのです。

役員や従業員の皆さんは、会社から、「給与所得者の扶養控除等
(異動)申告書」や「生命保険料の控除証明書」などの提出を
求められていることと思います。

自身の給与収入に対する所得税が確定するわけですから、
必要書類に洩れのないよう準備し、提出しましょう。

2010年12月6日月曜日

武士の家計簿

こんばんは。
税理士の山脇です。

今年も早いもので、一年を締めくくる時期となりました。

百貨店や家電店、アパレル関係など、いたるところで
年末商戦が華々しく始まっています。

かたく結ばれた財布の紐も、若干緩みつつあるのではないでしょうか。

さて、本日は映画のお話です。

久しぶりの休日となった昨日の日曜日、4日に公開された
映画、「武士の家計簿」を観に行ってきました。

幕末から明治の激動の時代を、刀ではなく、筆とそろばんで
生きた加賀藩士と家族の生活を活写した作品です。

主人公は、代々継がれてきた藩の御算用者(経理係)で、
才能を買われて出世したものの、出世に伴い出費が嵩み、
家計が窮地にあることを知ります。

そこでとった家計立て直し策、
 ①家計簿をつける

 ②家財を売り払って借金の返済に充てる

 ③家族全員で質素倹約

をして、家と家族を守っていく物語です。

ほのぼの感はあっても、少し淡々としていて、ドラマ性は低い
感じがしましたが、そろばん侍と言われても貫く意思の強さに、
時代物には欠かせない刀場面がなくても、武士道を感じました。

家族愛あふれる作品でしたので、夫婦、家族、誰にでも楽しんで
いただけるのではないかと思いました。

2010年11月17日水曜日

綾小路きみまろ スーパーライブ

こんばんは。
税理士の山脇です。

綾小路きみまろのスーパーライブに行ってきました。

実は、このチケット、スタッフがお母さんと行くつもりで
取っていたものでした。

しかし、チケットの販売が夏だったため、かなり早い
段階での購入となり、楽しみにされていた母上様の
都合が合わず、私にお伴が回ってきた次第です。

綾小路きみまろのライブは、おばさま方には根強い
人気があり、入手もかなり困難だとか。
会場は満席、うち、9.5割は女性連おばさま。

  何の人だかりなのか、わかりますか?
  キミマログッズ購入の人だかりです。
  CDやDVD、おまんじゅう、カステラ、ストラップ、扇子など、
  たくさんの商品が並んでいました。
  私などは、とても買いに行く勇気はありませんでした。(笑)




 
  スタッフが、母上様と先輩へのお土産にと、
  もみくちゃにされながら買ってきたものです。
  おせんべいとキャンデーです。


  最新作が収録された、CDとカセット。
  新発売だそうで、かなり売れていました。




さてさて、ライブの内容は、と言いますと・・・。

最初の25分は、前座として、住宅正人さんの「ちくわ笛」。

市販されている竹輪を、表4穴、裏1穴のたて笛にして、
童謡を奏でていくのですが、まさに熟練の技でした。

また、それに合わせて、おばさま方に歌わせるのです。

「こいのぼり」の歌では、2番まで歌いきった人に、
450円の高級竹輪をプレゼントという余興もあり、
歌い終わった後、数名が歌えたと自己申告で手を
挙げたのですが、「こいのぼり」の歌には2番がない
というオチで、会場は爆笑の渦。

手を挙げたおばさま方の信念?、恐るべしでした。(笑)

楽しい前座も終わり、大きな拍手の中、いよいよキミマロ登場。
テレビとおんなじ。(当たり前か・・・)

観客をネタにしての毒舌は、テレビやCDでも耳にして
いましたが、会場では、より親近感をもたらし、おばさま方の
支持が厚いのもよくわかります。

1時間ほどの公演中、ずっと笑いっぱなしでした。

ちなみに、席は、真ん中の前から5列目という好席。

キミマロには、カツラ疑惑があります。
最近では、オチネタの一つにしているのか、カツラの
ズレを直すしぐさもバッチリ見ることができました。

笑う門には福来たる。
久しぶりに大笑いして、清々しい気分で会場を後にしました。



2010年11月16日火曜日

16歳?!公認会計士試験合格

こんばんは。
税理士の山脇です。

16歳の男子高校生が、公認会計士の試験に合格したとのこと。

なんでも、史上最年少合格なのだとか・・・。
すごい!の一言につきますね。

公認会計士は、監査業務が行える唯一の国家資格です。

金融庁が実施する試験に合格した後、2年間の実務経験(試験
合格の前後不問)と実務補習を受け、日本公認会計士協会の
終了考査に合格して公認会計士として登録されるのだそうです。

今年の合格者の平均年齢は、26.3歳で、合格率は8%という
ことですから、かなりの難関です。

16歳といえば、勉強もさることながら、部活動に、アルバイトに
遊びにと、何にでも心惹かれる年ごろ・・・。

そんな中、1日10時間~12時間の勉強をし、見事、合格を
勝ち取ったこの男子高校生には脱帽です。

ちなみに、税理士試験の合格発表は12月中旬。
頑張った受験生の皆さんに、吉報が届くことを祈っております。

2010年11月15日月曜日

32年ぶりのメダル

こんばんは。
税理士の山脇です。

昨夜の、バレーボール女子世界選手権、ご覧になりましたか?

世界ランキング5位の日本と、世界ランキング2位のアメリカとの
3位決定戦、メダルをかけた対戦でした。

ハラハラ、ドキドキ、手に汗握る思いで、テレビの前で釘づけに
なってしまいました。

結果はといいますと、3対2で、日本が勝利し、何と!32年ぶりの
メダル獲得とのこと。

昨夜の興奮冷めやらず、今日のブログとなってしまいました。

この世界バレー、バレーボール界の頂点を決定する、4年に
一度の世界大会なのだそうです。

10月29日のポーランド戦に始まり、全11試合。

バレーボール観戦の好きなスタッフが、日本人選手の中でも、
ひときわ小さな竹下選手がブロックを決めたり、キャプテンの
荒木選手が流れを変えるアタックを決めると涙が出ると、毎日
のように言っていましたが、けして大げさではなく、他の対戦国
の選手に比べ、身長や体格の小さい日本人選手が諦めずに
戦う姿は、本当に感動ものでした。

2012年のロンドン五輪に向けて、新たなヒーローの誕生を
期待しつつ、眞鍋体制の更なる躍進を楽しみにしたいと思います。

2010年11月14日日曜日

古社寺巡りとグルメの会

こんにちは。
税理士の山脇です。

所属支部の厚生行事に参加しました。

秋の行事は、「古社寺巡りとグルメの会」ということで、
今年は、清水寺に集合でした。

集合時間が、14時40分と微妙な時間だったため、少し
早めに出て、大好きな鯖寿司を堪能することに。

八坂神社前にある、「いづ重」さん。
鯖寿司と箱寿司を頂きました。
見目よし、味よし・・・さすが京都です。












八坂神社前にいてた、笑顔の可愛い女性の人力車さん。
修学旅行の男子学生にもてもてでした。(笑)











息もたえだえに登った、二寧坂。
修学旅行生や外人さんなど、大勢の観光客で賑わっていました。












清水寺では、今年の漢字で有名な森清範貫主の法話を聞き、
普段は非公開であるという、4mの巨大な仏足石を見学し、
境内を散策しました。










今年の漢字の応募箱発見!
一字、応募してきました。
年末の発表が楽しみです。










ほんのり色づいた木々。
来週あたりが見頃でしょうか。








画像を追加




2時間ほど、境内を散策し、お待ちかね、
夕食は、下京区にある「木乃婦」さんへ。

18歳という舞妓さん。
あちこちから、「可愛い~」の声が。











初めての厚生行事への参加でしたが、本当に楽しい時間を
過ごすことができました。

2010年11月11日木曜日

税を考える週間

こんばんは。
税理士の山脇です。

本日より、税を考える週間が始まりました。

税を考える週間とは、国税庁が、毎年11月11日~17日
までの期間、国民各層に、より能動的に、税の仕組みや
目的等を考えてもらい、国の基本となる税に対する理解を
一層深めてもらうとともに、税務行政に対する理解及び
納税道義の高揚を図ることを目的として行っている広報・
広聴週間をいうのだそうです。

この週間の歴史は古く、1954年(昭和29年)に「納税者の
声を聞く月間」としてスタートし、2~3の改称を経て、現在の
呼称になったのだとか。

今年のテーマは、昨年に引き続き「IT化・国際化と税」とのことです。

何やら難しそうで、一般受けしそうにないような・・・。

それは、設定されたテーマが、国税庁や国税局サイドの視点に
立っているように見えるからではないでしょうか。

納税者視点に立った、もっと身近なテーマがありそうな・・・。

例えば、消費税率UPや、法人税率引き下げが話題になって
いますが、その必要性はなんなのか。

理解を深めてもらうとともに、直接に関わる国民(納税者)の声を
聞く週間であればいいなあと思います。

2010年11月10日水曜日

税を考える週間 行事に参加

こんばんは。
税理士の山脇です。

明日、11月11日~17日までは、税を考える週間です。

それに先駆けて?、本日、南税務署で、南税務署幹部と
若手税理士の意見交換会が行われ、うちのスタッフも
参加させていただきました。

スタッフにとって、日頃は顔を合わせて話す機会も少ない
税務署幹部との意見交換会ということで、緊張の面持ちで
参加したようです。

確かに税務署には、普段は、書類の交付を受けに行くぐらい
しか用もなく、しかも、年輪を重ねた税務署幹部は強面揃い・・・
進んで会いたいとは思わないでしょう。 (笑)

しかし、意見交換会では、若手税理士からの質問・要望等に
丁寧に答えていただき、時には笑いが漏れる場面もあり・・・
と、和やかな雰囲気で進んで行ったそうです。

今回の意見交換会への出席は、いい経験になり、また、質疑
応答から学ぶところも多かったのではないかと思われます。

明日からは、税を考える週間。
是非、この機会に、仕組みや目的など、税に対する理解を
深めていただければと思います。

2010年11月8日月曜日

インフルエンザの予防接種

こんばんは。
税理士の山脇です。

インフルエンザの予防接種が始まっているようです。

昨年は、新型インフルエンザが猛威をふるい、ワクチンが
足りないなど、大変な騒動になっていた時期もありました。

しかし、今年は、そんなこともなく、申し込みさえすれば
接種できそうですね。

ちなみに、大阪市のHPによると、今年のワクチンは、昨年
発生した新型インフルエンザと従来の季節性インフルエンザ
(A香港型・B型)の3つの株が混合された3価ワクチンが
使用されるそうです。

素人の私には、成分のことはわかりませんが、新型や従来型
にも効くほどのワクチンということで、何やら痛そうなイメージ
があります。

実は、かなりの痛がりと恐がりのため、毎年のこととはいえ、
インフルエンザの予防接種を打っておくべきかどうかは、
非常に頭を悩ませる問題なのです。

また、一昨年のことでしたが、海外へ旅行するスタッフが、
念のためインフルエンザの予防接種を受けたのですが、
帰国後2カ月程して、インフルエンザに感染してしまい、
大騒ぎした経験もあります。(新型ではありません。)

予防接種は万能ではないと聞いていますが、接種していれば
一般的には感染しても軽い症状で済むようです。

私も接種のおかげ?で、同じ事務所内でも、運よく感染せずに
済みましたが、接種していても感染するものだと思うと、さらに
腰が引けてしまいます。

秋田県では、インフルエンザに集団感染したとのニュースも
ありました。

インフルエンザが流行するのは、例年12月なのだそうですが、
今年は早まる可能性もあるのだとか・・・。

やはり、体が資本!
感染しないため、感染しても軽くて済むように、予防接種は
必要なのでしょうね。

なんだか、予防接種を受ける自分を、納得させるための
ブログになってしまいました・・・。

2010年11月7日日曜日

出世花

こんにちは。
税理士の山脇です。

またまた、高田郁さんの本を読みました。

前回紹介した「銀二貫」の感動冷めやらず・・・・
高田郁作品に、どっぷり嵌ってしまった感があります。

今回の作品は、「出世花」、高田郁さんのデビュー作なのだそうです。

不義密通の大罪を犯した母親。
妻敵討ちを心に決めた父親は、幼い娘 お艶を連れ旅に出ますが、
6年後、行き倒れの末、助けられた青泉寺で無念の死を遂げてしまいます。

この青泉寺は、湯灌場・火葬場・墓所を持つ墓寺でした。

父親の亡骸が洗い清められ、安らかな表情で、浄土へと旅立ったのを
目にしたお艶は、その後、「お縁」、そして「正縁」と名を改め、青泉寺で
湯灌人、三昧聖として働くことになります。

俗な世間を知らないゆえに、出会う人々の表情や言葉、あるいは、花や鳥
など触れ合う自然から、人間としての知・徳を得、自らの生きる道を探り、
かよわくも着実に、真っすぐに歩んでいく姿には感動しました。

この、出世花は、もともとは一作だけで完結した物語だったそうですが、
文庫本「出世花」には、出世花シリーズ?として、他に3篇が収録されて
います。

どの作品も、涙、涙の感動ものでしたが、暗い感じは無く、読み終えた後に
なぜか清々しいものが残るものでした。

是非、お手にしていただきたい作品です。

2010年11月4日木曜日

すみれの湯

こんばんは。
税理士の山脇です。

寒い日が続いております。

勝手なもので、連日の猛暑が続いた今年の夏には
「早く涼しくならないものか」と思っていましたが、寒く
なったらなったで、あの猛暑日が懐かしくもあります。

寒くなると出不精にますます磨きがかかり、外出にも
躊躇するようになってしまいます。

どこか暖かく過ごせるところはないか・・・
昨日の祝日は、思案の末、いいところを思いつきました。

そう、温泉です。
いえ、正しくは、手軽に行ける近所のスーパー銭湯です。(笑)

と、いうことで、「彩都 天然温泉 すみれの湯」に行ってきました。

北摂随一の源泉掛け流し温泉!ということで、以前より
気になっていた施設でした。

2階建ての施設には、13種類のお風呂、8種類のチムジルバン
スパ、4種類のリラクゼーション、全120席のお食事処があり、
一日遊べそうな充実したものとなっていました。

この、チムジルバンとは、韓国発祥の温泉施設で、50℃~90℃
程度の低温サウナを主体にしたものをいうのだそうです。

すみれの湯のチムジルバンスパ「爽健美汗」は、韓国の温浴文化
チムジルバンと、日本の岩盤温熱を融合させた、まったく新しい
温浴施設なのだそうです。

源泉温泉・炭酸温泉・気功石温泉などで、ゆっくり体を温め、
チムジルバンスパでしっかり汗をかき、外の寒さを一時
忘れることができました。

これからは寒さも厳しくなる一方。
近くで、のんびり、温泉につかることが、山脇のプチ贅沢になりそうです。

2010年11月1日月曜日

銀二貫

こんにちは。
税理士の山脇です。

今朝、ネクタイを締めつつ、小さな驚きがありました。

ついこの間までの猛暑に耐えた日々から一転して、
冷たい秋風に身が縮こむようになったと思っていたら、
早や11月なんだと・・・。

時の流れの速さに思いを馳せつつ、スタンド型の
カレンダーを入れ替えて、家を出てきました。

さてさて、本日は読書のお話です。
久しぶりの感動作品を紹介します。

2008年に時代小説作家としてデビューされた、
高田郁さんの 「銀二貫」、商人をテーマにした作品です。

時は安永7年、徳川10代将軍家治の頃の時代設定で、
寒天の卸しを商いにする大坂の小商人が、取引先からの
帰路、仇討に遭遇し、苦心の末に工面してきた銀二貫で
仇討を買うところから物語は始まります。

寒天卸商の主、和助に拾われた松吉(討たれた武家の子息)
が、侍の子から商人へと成長する中で、幾多の災難に遭い
ながら強く生きる様と、一途な愛を育むストーリーです。

また、タイトルである銀二貫、これは、火災で焼失した天満宮
再建のための寄進のお金でした。

寄進に向けてこつこつ蓄える、まさに商人の血と汗の結晶の
銀二貫、これがキーワードとなり物語にちりばめられており、
展開の豊かさに熱いものが込み上げてきました。

松吉の誠実さ、素直さ、諦めない前向きな気持ちに涙し、
主、和助の、商人の大事は、己に対する信用より暖簾に
対する信用であると説く商人魂や天神さんへの信仰の
深さに感動しました。

ところで、「銀」という貨幣ですが、江戸時代、「大坂の銀、江戸
の金」といわれるように、流通貨幣を異にしていたようです。

銀は重さで計り、「丁銀」「豆板銀」と呼ばれ、金との交換は
相場により行われていたのだとか。
物語の銀二貫は、ざっと金33両なのだそうです。

10月27日から11月9日までは読書週間。
お薦めの一冊です。

2010年10月30日土曜日

控除証明書

こんばんは。
税理士の山脇です。

めっきり寒くなりました。
体が資本!
体調管理には、くれぐれもお気をつけください。

早いもので、保険会社より、保険料の控除証明書が
送られてきていました。

控除証明書は、所得税の生命保険料控除を受ける
際に必要な書類です。

納税者が、生命保険料や個人年金保険料を支払った
場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。
これを、生命保険料控除と言うのです。

サラリーマン(給与所得者)の場合には、勤務先に提出し、
年末調整で控除を受けることができますし、個人事業主の
場合には、確定申告で控除を受けることができます。

年末調整も確定申告もまだ先のお話ですので、送られて
きた控除証明書は、大切に保管しておいてくださいね。

2010年10月26日火曜日

緑の募金

こんばんは。
税理士の山脇です。

緑の募金運動を見かけました。

緑の羽根募金という名称の方がなじみ深いでしょうか。

一人一人が森林を自分達の共通の財産と考え、
それぞれの立場で、可能な方法で、森づくりへ
参加することを期待して、緑の羽根募金の運動が、
昭和25年に始まったそうです。

その後、平成7年に、緑の募金法が制定され、「緑の
募金」と名称が改められたのだとか。

集められた募金は、里山の再生や被災森林の復旧、
砂漠化地域の緑化、林業体験イベント、子供達の
森林環境教育など、国内外での全国的国際的な活動
への支援、都道府県内での地域的な活動への支援に
活かされているそうです。

古い歴史を持つ活動であり、平成9年には、緑の募金が
20億円を突破したとのことで、関心の高さがうかがわれます。

募金活動は、年2回、春の新緑シーズン(2月~5月)と、
秋の紅葉シーズン(9月~10月)に行われているそうです。

また、(社)国土緑化推進機構・都道府県緑化推進委員会は、
特定公益増進法人の認定を受けているため、緑の募金に
協力した場合には、法人税、所得税及び個人住民税の
優遇措置を受けることができます。

つまり、寄付金控除を受けることができるのです。

さてさて、私、山脇の募金金額はと言いますと・・・、
100円を入れようとしたところ、「200円を入れていただくと、
緑の募金のキャラクターである、どんぐりくん&どんぐりちゃん
のバッジをさしあげます。」と言われ、200円の募金をさせて
いただきました。(苦笑)

ちなみに、所得税の寄付金控除には、足切り額2千円があるため、
200円では、寄付金控除の適用は受けることができません。
トホホ・・・です。

しかし、ふせごう地球温暖化!
ということで、少しでもお役にたてれば幸いです。


写真の右側がいただいたバッジです。

2010年10月25日月曜日

和歌山県 和歌山城

こんばんは。
税理士の山脇です。

先日、和歌山城に行ってきました。

和歌山城は、1585年に豊臣秀吉の弟、秀長により、
標高48.9mの虎伏山に築城された平山城です。
別名、虎伏城または、竹垣城。

普請奉行には藤堂高虎を任命して、1年で完成させた
お城なのだそうです。

ここでも、藤堂高虎・・・。
築城の名手は引っぱりだこだったのですね。(笑)

1619年には、徳川家康の第十子、徳川頼宣が入城し、
以後、和歌山城は、御三家紀州徳川家の居城となりました。

ちなみに、紀州徳川家5代藩主は、皆さんご存知、
暴れん坊将軍でおなじみの八代将軍 吉宗でした。

大手門と一の橋を渡り城内へ。









遠くに天守閣が見えます。
和歌山城の別名にちなんで建てられた虎伏像。(二代目)












長い坂が続きます。
一部、手すりが設けられており、助かりました。




















総楠木造りの楠門。
楠門をくぐり階段をあがると、正面に二の門櫓が見えます。






















天守閣より。
遠くに紀の川が見えます。










埋門。
非常用に設けられたトンネル状のかくし門だそうです。
ロープが張られており、立ち入り禁止でした。







石垣の違いが、よくわかりました。









立派な木が植えられています。










この和歌山城。
さすが、御三家のお城だけあって壮大でした。

残り89城。
まだまだ、お城めぐりは続きます。