2013年5月4日土曜日

兵庫県 赤穂城

こんにちは。
税理士の山脇です。

3年程前より始めた日本100名城めぐり。

近場は、ほぼ見学したと思っていたのですが、兵庫県のお城には
行っていなかったことが判明し、今年のお城めぐりは兵庫県から
スタートした次第です。(苦笑)

兵庫県には、100名城に選定されたお城が5つあります。

先月行った篠山城を除いて、残すは4城。

今回は、春の関西1デイパスを使い、うち3城を見学してきました。

まず、向かった先は、赤穂市にある赤穂城。

赤穂城は、浅野長直によって13年の歳月をかけて築かれた、
変形輪郭式の海岸平城だそうです。

変形輪郭式と言われても・・・ピンときません。(苦笑)

本丸を二の丸が完全に取り巻いているのが輪郭式なのだそうです。

案内図の右の小さい図がわかりやすいでしょうか。


大手隅櫓と大手門。


大手門を入ってすぐにあった石垣。

綺麗にカーブして、丸くなっているのが不思議でした。

違和感を覚えたのは私だけでしょうか。(笑)




二の丸門跡。

二の丸門は、櫓門で、口幅三間一歩、高さ二間、建坪九坪の
大きさだったそうです。



かんかん石。

小石を持って叩くと、「かんかん」という音がすることから
そう呼ばれているそうです。




いざ、本丸へ。

本丸門は、築城時から明治10年代後半の取り壊しまでの約230年間
存続していたのだそうです。

現在の本丸門は、平成8年3月に完成したもので、何と!総事業費、
約6.7億円!

立派な門でした。




昨日は、櫓門内部が無料で公開されてました。

備前焼の水道管?や、発掘されたお皿などが展示されていましたが、
普段は有料なのでしょうか。

そういえば、お城のパンフレットが100円で売られている以外、
入場料を支払うところもなかったのですが、連休中で特別だった
のでしょうか。




本丸には、中央に藩主の屋敷、南東部に天守台、南に庭園が
あったそうです。

座敷間や廊下、縁側など部屋の間仕切りが表示されていて
楽しく見学できました。



天守台へ。

天守閣はなかったそうです。

天守台へ登る階段ですが、1段が大人の膝少し下ほどの高さがあり、
段数は少ないのですが、息もたえだえになりました。(苦笑)



天守台からは、本丸内が見渡せます。



厩口門跡。

清水門跡。

この門は、大石内蔵助が1701年4月19日に幕府へ城を明け渡した後、
名残を惜しみつつ退城したことで有名な門だそうです。


 
赤穂藩といえば、やはり忠臣蔵。

刃傷事件後の赤穂城の評定では、開城か、籠城か、殉死かで
紛糾したといわれています。

今はのどかなその跡をめぐりつつ、ちょっぴり胸が熱くなりました。

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