こんばんは。
税理士の山脇です。
藤沢周平さんの「蝉しぐれ」を読み始めました。
蝉しぐれは、テレビでドラマ化され、また、映画化もされた作品
ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
主人公は、海坂藩の少年藩士、牧文四郎。
尊敬する義父は、藩の御世継ぎ争いに関わりをもち死罪、家禄は
減らされ今までの生活は一変、謀反人の子として蔑まれるも、剣の
修行に没頭する文四郎。
やがて、旧禄に戻されるのですが、いつ、家を潰されるかわからない
不安といつも背中合わせ。
蝉しぐれは、運命に翻弄されながら成長する文四郎を描いた長編
時代小説です。
義父への敬愛、固い絆で結ばれた友情、淡い初恋に涙する本当に
感動する作品なのです。
読み始めたばかりで、どうして、そこまで言い切れるかと不思議に
思われるでしょうか。
蝉しぐれを読むのは、もう何度目でしょうか。(苦笑)
ふと思いついて読みたくなる、また、何度読んでも新鮮で飽きることが
ありません。
秋の夜長にお薦めの1冊です。
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