2012年10月11日木曜日

蝉しぐれ

こんばんは。
税理士の山脇です。

藤沢周平さんの「蝉しぐれ」を読み始めました。


蝉しぐれは、テレビでドラマ化され、また、映画化もされた作品
ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

主人公は、海坂藩の少年藩士、牧文四郎。

尊敬する義父は、藩の御世継ぎ争いに関わりをもち死罪、家禄は
減らされ今までの生活は一変、謀反人の子として蔑まれるも、剣の
修行に没頭する文四郎。

やがて、旧禄に戻されるのですが、いつ、家を潰されるかわからない
不安といつも背中合わせ。

蝉しぐれは、運命に翻弄されながら成長する文四郎を描いた長編
時代小説です。

義父への敬愛、固い絆で結ばれた友情、淡い初恋に涙する本当に
感動する作品なのです。

読み始めたばかりで、どうして、そこまで言い切れるかと不思議に
思われるでしょうか。

蝉しぐれを読むのは、もう何度目でしょうか。(苦笑)

ふと思いついて読みたくなる、また、何度読んでも新鮮で飽きることが
ありません。

秋の夜長にお薦めの1冊です。

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