こんばんは。
歌舞伎を観るのは初めてのことで、頂いたチケットを手に
嬉々として観に行ってまいりました。(笑)
團菊祭は、明治の劇聖と謳われた九代目 市川團十郎、
五代目 尾上菊五郎の両優の偉業を顕彰するために、
東京・歌舞伎座で昭和十一年より始められた七十有余年の
伝統を持つ由緒ある興行なのだそうです。
東京・歌舞伎座が建て替えにより閉館したため、昨年が
團菊祭の関西初お目見えだったそうです。
歴史を重ねてきたものであること、また、関西では、まだ二度目の
開催であることを知り、初めての歌舞伎観賞にも力が入ります。(笑)
本日は、午前11時開演の昼の部を観ました。
演目は、女暫、汐汲、極付幡随長兵衛。
最初は、歌舞伎独特の言い回しについてゆけず、イヤホンガイドを
レンタルすれば良かったと少し後悔もしたのですが、それも束の間、
あっという間に舞台に引き込まれてしまいました。
女暫で、中村時蔵演じる巴御前はとてもチャーミング。
大がかりな衣装に目を見張り、華やかな舞台を堪能できました。
汐汲は、舞踊。
しっとりとした場面から始まり、軽快な踊りに続き、さらには立ち廻り。
意味はわからずとも?変化に富んだ展開が面白かったです。
幡随長兵衛では、市川團十郎が幡随院長兵衛、尾上菊五郎が
水野十郎左衛門を演じ、迫力のある舞台でした。
初めての歌舞伎は、時間の経つのも忘れる楽しいものでした。
機会があれば、夜の部も観に行ってみたいと思えた舞台でした。
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