2011年5月7日土曜日

團菊祭五月大歌舞伎

こんばんは。

大阪松竹座へ團菊祭五月大歌舞伎を観に行ってきました。

歌舞伎を観るのは初めてのことで、頂いたチケットを手に
嬉々として観に行ってまいりました。(笑)


 











團菊祭は、明治の劇聖と謳われた九代目 市川團十郎、
五代目 尾上菊五郎の両優の偉業を顕彰するために、
東京・歌舞伎座で昭和十一年より始められた七十有余年の
伝統を持つ由緒ある興行なのだそうです。

東京・歌舞伎座が建て替えにより閉館したため、昨年が
團菊祭の関西初お目見えだったそうです。

歴史を重ねてきたものであること、また、関西では、まだ二度目の
開催であることを知り、初めての歌舞伎観賞にも力が入ります。(笑)

本日は、午前11時開演の昼の部を観ました。

演目は、女暫、汐汲、極付幡随長兵衛。

最初は、歌舞伎独特の言い回しについてゆけず、イヤホンガイドを
レンタルすれば良かったと少し後悔もしたのですが、それも束の間、
あっという間に舞台に引き込まれてしまいました。

女暫で、中村時蔵演じる巴御前はとてもチャーミング。
大がかりな衣装に目を見張り、華やかな舞台を堪能できました。

汐汲は、舞踊。
しっとりとした場面から始まり、軽快な踊りに続き、さらには立ち廻り。
意味はわからずとも?変化に富んだ展開が面白かったです。

幡随長兵衛では、市川團十郎が幡随院長兵衛、尾上菊五郎が
水野十郎左衛門を演じ、迫力のある舞台でした。

初めての歌舞伎は、時間の経つのも忘れる楽しいものでした。

團菊祭の公演期間は、5月2日~5月26日。
機会があれば、夜の部も観に行ってみたいと思えた舞台でした。

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