2011年4月15日金曜日

セコちゃん

こんばんは。
税理士の山脇です。

東北地方太平洋沖地震の影響により、節電が叫ばれています。

東京電力は、4月8日に、計画停電の原則不実施を発表しましたが、
今後、気象の変化や設備のトラブルにより需給が逼迫する可能性も
あるとのことで、引き続き節電の協力を呼び掛けています。

そういえば大阪でも、地震直後に、関西電力の友達からという
節電を呼び掛けるチェーンメールが出回っていましたね。

実は、私も、そういった内容のメールを受け取り、「もっともだ!」と思い
メールを回した結果、スタッフからは、一笑に付されてしまいました。(苦笑)

さてさて、「節電」と聞いて思い浮かぶ一人の女性がいます。

彼女は、まさしく、節電・節約の鬼!と言っても過言ではない女性です。(笑)

聞くところによると、テレビは、リモコンで電源を落とすのが許せないらしく
いつ、いかなる時でも主電源から切ってしまいます。

ご主人が出張で留守になると、彼女は、さして遠くない実家に遊びに帰る
ようですが、その際には、家中の、思いつく限りの、影響のなさそうな
コンセントをすべて抜いて出かけます。

以前、たまたま彼女より早く帰宅したご主人が、子機を使って電話を
かけようとしたところ電話は反応なし、テレビのスイッチを入れても
これまた反応なし・・・。

家電が一度に壊れたのかと焦ったご主人が、奥さんである彼女に連絡
したところ、コンセントから抜かれていたことが判明。

この行動は、実家に帰っても変わることがないようで、寝転んでリモコンを
片手にテレビをつけようとしたお父上が、しぶしぶ起き上がって主電源を
入れる様は、よく見る光景なのだとか。

近くまで来た際には、事務所にも寄って、顔を見せてくれるのですが、
「無駄なコンセントは無いので、抜かないでね。」と、からかい半分
スタッフに念を押されていました。

もちろん、電気に関することだけを節約しているのではありません。

ガス、水道、食品、日用品・・・と、あらゆるものに、なるべく無駄を
省いた生活をしておられます。

彼女の節電・節約に関する話は、数えあげればきりがないほどなのです。

ただし、彼女に嫌味がない分、されたほうは「またか・・・。」と苦笑いの
笑い話で終わってしまいますが。

そんな中、数年前に、スタッフが彼女に「セコちゃん」と命名。

エコという言葉があちこちで聞かれるようになった頃だったでしょうか。

エコの「エコちゃん」というよりも、もう少しでセコイと呼ばれる範囲に足を
踏み入れそうな気がするとのことで、「セコちゃん」と名付けたそうです。(笑)

彼女は眉間に皺を刻みつつも、彼女のご主人をはじめ、ご両親や、
彼女の周りにいる人達からは一様に同意の声があがったといいます。

過ぎた節電等は、体調管理の上で支障をきたすこともあると思いますが
セコちゃんを見習って、できる範囲で、節電、節水・・・
何事においても節制を心がけたいと思います。

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