2014年12月25日木曜日

成年後見制度

こんにちは。
税理士の山脇です。

最近、話題の成年後見制度について、簡単に紹介したいと
思います。

所属する会でも成年後見支援センターが開設され、結構
身近な話題となってきている成年後見制度。

成年後見制度とは、判断能力が不十分な方が、不利益を被らない
ように支援・保護する制度で、支援者は、身上監護と財産管理の
手助けをすることになります。

基本理念は、自己決定権の尊重、残存能力の活用、ノーマライゼーション。

成年後見制度には、法定後見制度と任意後見制度があります。

法定後見制度は、更に3つの区分にわかれ、本人の判断能力に
応じて、制度を選べるようになっています。

また、任意後見制度は、将来、本人に判断能力が低下した場合を
見据え、十分な判断能力のあるうちに、後見の範囲や後見人等を
公正証書の契約によって定めておける制度となっています。

税理士は、日々の業務において、税金に関することはもちろん、
経営に関することや個人の方の資産管理に関することなどの
お手伝いをしています。

その経験を生かし、成年後見制度というものを通して、社会の
お役に立てればと思います。
  

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