こんばんは。
税理士の山脇です。
人吉に別れを告げ、向かった先は熊本城。
人吉からは、車で1時間ほどの距離にあります。
熊本城は、加藤清正が1601年から7年程をかけ築いたお城で、
加藤家2代、細川家11代の居城となっていました。
ちなみに、第79代内閣総理大臣の細川護煕氏は第18代当主。
実家?が、熊本城なんて、すごいお話ですよね。(笑)
さてさて、熊本城は、日本三名城の一つとなっており、広さは約98ha
(東京ドーム21個分)とういう豪壮雄大なお城です。
別名、銀杏城。
築城の際、城内に銀杏の木をたくさん植えたことから、そう呼ばれて
いるのだとか。
銀杏の木を植えたのは、籠城戦になった場合の食糧の確保のため
とも言われています。
他にも、城内には120以上の井戸が掘られたり、米や干物を大量に
備蓄したり、薪にするために成長の早い木をたくさん植えたり・・・と、
籠城の備えを万全にしていたのだそうです。
頬当御門よりいざ入城。
熊本城には、4ヶ所の入城門があるそうです。
宇土櫓。
創建当時から残る唯一の多層櫓だそうです。
地上5階、地下1階という天守に負けない大きさでした。
内部の広さにも驚きました。
数寄屋丸二階御広間。
梁間約13m、桁行約33mの建物で、1階は土間、2階は書院造りの
座敷となっていました。
全国の城郭建築のなかでも珍しいものだそうです。
闇り通路。
天守閣前や本丸御殿に通じる地下通路で、こちらも全国的に珍しいもの
だそうです。
ど~んとそびえ立つ立派な大小天守閣。
天守閣一帯は、西南戦争開戦3日前に、原因不明の出火で焼失した
ため、現在の天守閣は昭和35年に復元されたものだそうです。
大天守閣は、地上6階、地下1階、石垣の上から高さ約30m。
小天守閣は、地上4階、地下1階、石垣の上から高さ約19m。
大天守閣から見た宇土櫓。
大天守閣からみた小天守閣。
ちんまり可愛く見えますが、結構な広さがあるのです。
小天守閣を見学してから、大天守閣に登ってきたのですが
かなりハードで息もたえだえになってしまいました。(苦笑)
本丸御殿大広間。
総事業費54億円をかけ、大広間、数寄屋、大御台所を復元したそうです。
昭君之間。
本丸御殿内で最も格式の高い部屋だそうで、壁・天井には金箔が
張り巡らされ圧倒されるピカピカさでした。
二様の石垣。
手前の石垣は、築城当初の加藤時代のもので、傾斜が緩やか。
奥の石垣は、手前の石垣に比べ傾斜が急で、細川時代に増築された
ものと考えられているそうです。
熊本城最大の特色は「武者返し」と呼ばれる石垣なのだとか。
裾が緩やかなため登りやすそうかなと見えて、徐々に垂直になって
登れないのだそうです。
100名城めぐりをはじめて、どうしても行きたかったお城の一つが熊本城。
迫力ある天守閣や広大な敷地に圧倒されました。
熊本城は桜の名所でもあり、城内には約800本の桜の木があるそうです。
次は桜の季節に行ってみたいと思いました。
どこかに行く度に、もう一度来たい!と思う所が増えて行く山脇です。(笑)
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