2012年3月26日月曜日

熊本県 熊本城

こんばんは。
税理士の山脇です。

人吉に別れを告げ、向かった先は熊本城。

人吉からは、車で1時間ほどの距離にあります。

熊本城は、加藤清正が1601年から7年程をかけ築いたお城で、
加藤家2代、細川家11代の居城となっていました。

ちなみに、第79代内閣総理大臣の細川護煕氏は第18代当主。

実家?が、熊本城なんて、すごいお話ですよね。(笑)

さてさて、熊本城は、日本三名城の一つとなっており、広さは約98ha
(東京ドーム21個分)とういう豪壮雄大なお城です。

別名、銀杏城。

築城の際、城内に銀杏の木をたくさん植えたことから、そう呼ばれて
いるのだとか。

銀杏の木を植えたのは、籠城戦になった場合の食糧の確保のため
とも言われています。

他にも、城内には120以上の井戸が掘られたり、米や干物を大量に
備蓄したり、薪にするために成長の早い木をたくさん植えたり・・・と、
籠城の備えを万全にしていたのだそうです。

頬当御門よりいざ入城。
熊本城には、4ヶ所の入城門があるそうです。


宇土櫓。
創建当時から残る唯一の多層櫓だそうです。
地上5階、地下1階という天守に負けない大きさでした。
内部の広さにも驚きました。



数寄屋丸二階御広間。
梁間約13m、桁行約33mの建物で、1階は土間、2階は書院造りの
座敷となっていました。
全国の城郭建築のなかでも珍しいものだそうです。


闇り通路。
天守閣前や本丸御殿に通じる地下通路で、こちらも全国的に珍しいもの
だそうです。

ど~んとそびえ立つ立派な大小天守閣。

天守閣一帯は、西南戦争開戦3日前に、原因不明の出火で焼失した
ため、現在の天守閣は昭和35年に復元されたものだそうです。

大天守閣は、地上6階、地下1階、石垣の上から高さ約30m。
小天守閣は、地上4階、地下1階、石垣の上から高さ約19m。

大天守閣から見た宇土櫓。

大天守閣からみた小天守閣。
ちんまり可愛く見えますが、結構な広さがあるのです。

小天守閣を見学してから、大天守閣に登ってきたのですが
かなりハードで息もたえだえになってしまいました。(苦笑)


本丸御殿大広間。
総事業費54億円をかけ、大広間、数寄屋、大御台所を復元したそうです。

昭君之間。
本丸御殿内で最も格式の高い部屋だそうで、壁・天井には金箔が
張り巡らされ圧倒されるピカピカさでした。

二様の石垣。
手前の石垣は、築城当初の加藤時代のもので、傾斜が緩やか。
奥の石垣は、手前の石垣に比べ傾斜が急で、細川時代に増築された
ものと考えられているそうです。

熊本城最大の特色は「武者返し」と呼ばれる石垣なのだとか。

裾が緩やかなため登りやすそうかなと見えて、徐々に垂直になって
登れないのだそうです。



100名城めぐりをはじめて、どうしても行きたかったお城の一つが熊本城。

迫力ある天守閣や広大な敷地に圧倒されました。

熊本城は桜の名所でもあり、城内には約800本の桜の木があるそうです。

次は桜の季節に行ってみたいと思いました。

どこかに行く度に、もう一度来たい!と思う所が増えて行く山脇です。(笑)

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