2011年1月10日月曜日

福岡県 小倉城

こんばんは。
税理士の山脇です。

福岡県2日目は、大宰府天満宮と小倉城の
どちらに行くか迷った末、小倉城に行ってきました。

博多から小倉までは、特急ソニックで45分程。
フローリングのような床に、ゆったりシートで快適でした。

小倉駅も、博多駅に負けぬ立派な建物でした。
小倉駅から歩いて15分ほどで小倉城に到着。
実は、この小倉城の見学を選んだ理由というのが、
博多の総合案内所で、福岡県にある100名城に選定
されているお城を尋ねたところ、福岡城と小倉城の2城
があるとのことだったからです。

近くて遠い福岡。
次来る機会はいつぞや・・・などと考え、せっかくなので
名城めぐりを優先させた次第でした。

しかし、しかし、この小倉城、以前は名城に選定?されて
いたらしいのですが、今回、私が巡っている名城100には
選定されていないことが、小倉城の入り口で判明しました。
名城100の証である、スタンプがなかったのです・・・。

トホホ・・・な結果でしたが、前もって調べて来なかった
自分が一番悪いのは重々承知。

せっかくですので、気を取り直して小倉城散策を楽しみました。

小倉城は、1602年に、関ヶ原合戦の功労で入国した
細川忠興によって本格的に築城されたお城です。
細川忠興の奥さんは、明智光秀の娘である
細川玉(ガラシャ)で有名ですよね。

小倉城の別名、勝山城、指月城。

細川氏が熊本へ転封された後には、徳川家康のひ孫に
あたる小笠原忠真が入国し、藩を治めていたそうです。
立派な天守閣が見えてきました。
さすが名城100に選定されるだけはあるな・・・

この辺りでは、名城100ではないとは夢にも思わず
そんな話をしていたのを覚えています。
福岡城には天守閣がなかったので余計に感激していたのです。
綺麗に整備された坂を登れば天守閣入り口です。

この天守閣は、1959年に再建されたものだそうです。
唐造り天守と呼ばれ、四階と五階の間に屋根のひさしがなく、
五階が四階よりも大きくなっているのが特徴的なのだとか。
左が、
迎え虎。

右が、
送り虎。







小倉城の天守閣の中は、資料館になっていました。

1階が歴史ゾーン、2階が城内体験ゾーン、
3階が映像体験ゾーン、4階が企画展示ゾーン
5階が展望ゾーンとなっていました。

出陣前の作戦会議をからくり人形で再現していました。
左手前のお侍さんは、宮本伊織(武蔵の養子)だそうです。

写真右下は大名かご。
乗って、ボタンを押すと前後にゆらゆらします。
左下の写真は、「飛脚と競争」。
足の形のところに足を置き、走って、機械の飛脚と
江戸までの道のりを競争します。
かなり体力を使います。

右下の写真は、クイズ問題でした。
数ある料理の中から、当時のお殿様が食べておられた
献立を考え、20秒以内に右のお膳に移すのですが、
見事に不正解・・・。
結構難しいのです。
小倉城、歴史を勉強しながら、かなり遊べる施設となっています。
今までのお城巡りとはまた違った楽しみ方ができました。

帰りは、本当は博多から乗るはずだった光レールスターで大阪へ。
2座席ずつの広々空間で、帰りも快適な車中を過ごせました。
ちなみに、福岡県にある福岡城以外の名城100に選定された
お城とは、大野城というお城だそうです。
次は大野城をめざして!
楽しかった福岡に、また行ってみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿