2012年2月20日月曜日

道具屋筋

こんばんは。
税理士の山脇です。

先週の土曜日、仕事の切りがついたところで、以前から、
気になっていた千日前道具屋筋の散策に出かけました。




3mにも満たない道幅ですが、両側には鍋などの金物店や、
漆器・ガラス食器店、堺の包丁など、プロ用はもちろんのこと、
一般家庭用まで品数豊富なお店がずらりと立ち並ぶ商店街です。

一番目についたのが、大阪名物のたこ焼き関連商品です。

のれんや提灯の専門店もありますから、美味しいたこ焼きを作る腕と
店舗さえあれば、翌日からでも営業できるかもしれませんね。(笑)

ところで、この道具屋筋は、北に位置する「法善寺」の参道にあたり、
古くから沿道にできた道具屋さん達が今の商店街の元となっている
そうです。

せっかくですので、道具屋筋商店街を北上し、法善寺にお参りしました。

夫婦善哉で有名になった法善寺横丁に入ると、水掛不動尊があります。


「お不動産さん、助けてください。願いを叶えてください。」と、心を込め、
すがりつく思いで水を供える・・・というか、水をかけるのです。

私も健康祈願でお水をかけてきました。

お不動さんは、全身が水苔に覆われた冬装束さながらでしたが、
陽ざしに苔が映え、人々をあたたかく迎え入れてくれているようでした。


1時間半ほどでしたが、楽しく散策でき、いい気分転換になりました。(笑)

2012年2月16日木曜日

春のお菓子

こんにちは。
税理士の山脇です。

本日のおやつは、たねやさんの「花貝あわせ最中」でした。

頂き物です。(笑)



皮と餡が別包装になっており、貝の形をした皮の中に、餡を絞り出し、
もう一枚の皮を合わせていただきます。

三色の淡い色をした貝の形の皮が、とても春らしく、何となく気分も
ウキウキとなるお菓子です。

餡は甘すぎず、オジサンにもぴったり。

大変、美味しくいただきました。

さてさて、本日16日より、平成23年分の所得税の確定申告の受付が
始まりました。

申告期限は3月15日まで。

あっという間の1ケ月になるでしょう。

美味しいお菓子をいただき、春気分になった山脇ですが、机に戻り、
せっせと仕事に励みたいと思います。(苦笑)

2012年2月8日水曜日

遠い日の思い出

こんばんは。
税理士の山脇です。

旧来住家住宅に行って、ある一つの思い出がよみがえりました。

きっかけは、お屋敷内を散策中、ボランティアスタッフの方に、「ここには
朝香宮様や伊藤博文氏、犬養毅氏などが来られたのですよ。」という
お話を聞いたことでした。

何んとなく、ひっかかった名前は、犬養毅氏。

遠い昔、税務大学校大阪研修所で1年間、税法や民商法関係の研修を
受けていた頃の思い出がよみがえりました。

研修の一環だったのでしょうか、大学の教授などの講義を聞いた覚えも
あります。

来られた講師の方の一人に、犬養氏がいたような、いてないような・・・。

記憶をたどっていくと、万葉集の講義を受け、明日香村へも行ったような、
行ってないような・・・。

事務所で話題に出すと、犬養毅氏は幕末に生まれた人じゃないの?、
内閣総理大臣だった人じゃないの?、暗殺された人じゃないの?、
講師としては来ないでしょう・・・と、大爆笑されました。

そう言われると、犬養氏から万葉集の講義を受けた記憶はあるのですが、
毅氏ではないような・・・。

そのうち、犬養毅氏のお孫さんかなぁとも言い出し、笑われる始末。

気になって調べてみたところ、私が講義を受けたのは、万葉学者の
犬養孝氏でした。

本人でも、お孫さんでもなく、犬養さん違いだったのです。(苦笑)

40数年前の記憶など適当なものですね。

今、この年になってみれば、嬉々として講義を聞き、早速、明日香村へ
出かける勢いにもなりそうな楽しいお話も、当時は、犬養孝氏の朗唱が
耳に心地よく、睡魔との戦いに苦戦したという遠い昔の思い出でした。

2012年2月7日火曜日

旧来住家住宅

こんばんは。
税理士の山脇です。

先日、西脇市にある、旧来住家住宅に行ってきました。

旧来住家住宅は、大正7年に竣工された来住梅吉邸で、
国の登録有形文化財に登録されています。

当時の最高級の用材と、最高級の技術を用いたお屋敷は、
数ある高級民家の中でも特に優れており、現在では用材の
入手も困難であり、また、技術的にも再現することは難しい
のだとか。

釘は一本も使われていないそうですよ。

そんなすごいお屋敷を作った来住梅吉氏とはどんな人だった
のでしょうか。

来住家は代々土地収入で財を成し、梅吉氏は銀行を興し発展
させた人なのだそうです。

田畑約80町歩、山林約100町歩を所有する大地主さんだった
そうです。

1町歩は約3000坪と聞いても、いまひとつピンときませんでした。(笑)

早速、散策開始。

ボランティアのスタッフの方がおられ、丁寧な説明を聞きながら、
屋敷内を見てまわることができます。



母屋座敷の欄間。
木彫家の市川周道氏が彫られた「菊図」。

お雛様が飾られていました。

床の掛け軸は伊藤博文氏が書かれたものだそうです。
床柱は杉、床框は縞柿、落掛は桐柾目、天井板は屋久杉矢筈張り。

すごい用材を使って作られた床には、さすがに、すごいものが掛けられて
いるのだなぁと驚きました。(笑)

左手が離れです。
廊下でつながれています。

中央やや右に見える雨どい?は当時のものだそうです。
竹に見えるように作られたのだとか。


高野槙の湯船。
壁や床には、イタリアから輸入したタイルと大理石が
使われているそうです。

離れの欄間に彫刻されたこうもり。
こうもりの目は黒サンゴだそうです。

松葉欄間。
とても綺麗な細工でした。
1本外れると、バラバラになってしまううえ、修復は不可能なのだとか。


母屋の二階は子供部屋。

梅吉氏には6人のお子さんがおられたそうで、それぞれの干支が
襖に書かれて(貼られて)いました。



橋本関雪、近藤翠石の作品がたくさんあったそうです。



ここでは、紹介しきれないぐらい、高級用材を使い、見えないところにも
凝った手法が用いられている旧来住家住宅。

是非、一度足を運んでみてください。

2012年2月2日木曜日

三鈷の松

こんばんは。
税理士の山脇です。

住吉大社で拾ってきたという、葉が三本に分かれている松の葉を
いただきました。

松は普通、二葉か五葉なのですが、三本に分かれているものは
珍しいのだとか。

これを、三鈷の松(さんこのまつ)の葉というそうです。

三鈷の松とは、三鈷杵(さんこしょう)と呼ばれる法具の名から
きているようですが、この三本に分かれた松の葉は縁起物として
珍重されています。

調べてみたところ、三つの福を授かる、金運のご利益がある、
お財布に入れておくと良い、ということがわかりました。

ただし、枯れ葉となって、落葉したものでないと、ご利益は
いただけないそうですよ。

早速、事務所の金庫(小口現金を入れたお菓子の空箱)に
入れて、金運アップを祈りました。(笑)

2012年2月1日水曜日

如月

こんばんは。
税理士の山脇です。

早いもので、2月に入りました。

1月は行く、2月は逃げる、3月は去るといいますが、本当に
あっという間に行ってしまった1月でした。

税理士事務所では、個人事業者の方の確定申告期に入ります
ので、3月いっぱいまでが繁忙期となり、2月、3月もあっという
間に過ぎてしまうのが常です。

ところで、2月のことを「如月」ともいいますね。

名前の由来には諸説があるそうですが、その中でも、寒さで
着物を更に重ねて着ることから「着更着(きさらぎ)」という説が
有力なのだとか。

今年は、異常な寒波と豪雪にみまわれています。

インフルエンザも猛威をふるっているそうです。

しっかり着込み、暖かくして、予防できることは各自で行うなど
体調管理にはくれぐれも気をつけて、この寒さを乗り切りましょう。