こんばんは。
税理士の山脇です。最近、「見かけ」「見た目」なる言葉をよく耳にしませんか?
先日もたまたま見たテレビ番組で、見かけの良い女の子と
そうではない女の子がコンビニのレジに立ち、どちらの方が
お客さんの寄りがいいかという内容の実験をやっていました。
見かけの良い方に行きたくなるのが人の心情・・・
一時のことならわからないでもありません。
さてさて、当事務所でもちょっとした「見かけ」「見た目」に
かかわる事件?が発生しました。
スタッフが妹さんの付き添いで、ある病院を訪ねました。
知り合いのお医者さんを頼っての受診です。
そのお医者さんの経営する病院は遠方のため、ときどき
お手伝いに行かれている市内の病院で、日・時間を
合わせていただいての受診だったそうです。
先生は、人望厚く、患者さんや看護師さんたちにも人気が
ある方であるがゆえに、「時間外に受診に来る患者さんは
何者?」との興味が高じたのでしょうか、当方のスタッフを
「新地のホステスさん」と思い込み噂になっていたとのこと。
その先生から後でそう聞かされたスタッフは、新地のホステスさん
=美人、と喜び半分の苦笑い・・・
しかし、新地のホステスさん?って・・・
以前に新地のホステスさんが訪ねて来られたという事実があって
出た言葉なのか、人気のある先生なので焼きもち(笑)から出た
言葉なのか、根拠はよくわかりませんが・・・。
ちなみに喜び半分の苦笑いのスタッフの残る半分の心情を
聞いてみたところ・・・
「確かに時間外に厚遇していただいた。
しかし、誰が来たかということの詮索に浮足立つようなところに
大事な妹を預けて大丈夫だろうか?
苦しんでいる患者でも、その人が何者かによって対応が違うの?
詮索やお喋りに夢中になりするべきことをしてもらえるの?」
という心配と不安、とのこと。
当たり前ですよね。
元気で遊びに行ったわけではないのですから・・・。
身につけている洋服や装飾品、乗っている車のクラス、容姿、
年齢などなど・・・
「見かけ」「見た目」で判断して、〇〇だからこうであろうと思い込み
人への対応が異なってくる。
このような見方をしてしまった方、あるいは受けられた方は
多いかもしれません。
もちろん、第一印象や自身の経験から、人を見、どう接するかも
重要な視点ですが、時・場所・内容(中身)をはずす訳にはいきません。
仕事の上でならなおさらです。
小さい頃に一度は習います。
「人を見かけで判断してはいけません」と。