税理士の山脇です。
四国散策3日目は、徳島城に行ってきました。
徳島城は、徳島市中心部の標高約61mの城山(古称は、渭山・猪山)
に築かれた平山城です。
築城主は、蜂須賀家政。
豊臣秀吉の四国征伐に勲功をあげた家政は、阿波18万石の大名となり、
当初は一宮城に入り、その後、徳島城を築いたそうです。
数寄屋橋。
徳島城の鬼門にあたる門(数寄屋門)の東側の堀にかけられた橋。
蜂須賀家政の銅像。
戦前は、野太刀と長槍を持った甲冑姿の蜂須賀小六正勝の銅像が
立っていたそうですが、戦時中に供出されてしまい、昭和40年に
裃姿の家政の銅像が建てられたそうです。
本丸目指して出発!
手すりはあるものの、かなりキツイ階段が続きます。
東二の丸跡。
徳島城では、本丸ではなく、この東二の丸に、3層の天守があったそうです。
徳島城の石垣には、「阿波の青石」として有名な緑色片岩と、赤石と
いわれる紅簾片岩が多く使われているそうです。
片岩とは、変成作用によって結晶が一定方向に配列した岩石で、
薄く、はがれやすいものなのだとか。
石垣にはなじまないように思えるのですが、石垣の多くは現存のもの
だそうで、結構もつものだなぁと驚きました。
とても広い本丸跡。
馬具櫓、武具櫓、弓櫓、留守番所などがあったそうです。
本丸跡から見た徳島市内。
すぐ下には、徳島駅が見えました。
本丸を後にし、西の丸跡のほうへ降りたはずが、どうも道を間違えて
しまったようで、西の丸跡にはたどり着けませんでした。(苦笑)
こちらの道は、登ってきた道とは雰囲気が少し違い、更に野趣あふれる道と
なっており、それはそれで楽しく散策できました。
苔におおわれた石垣に歴史を感じます。
走っている学生さんや、散歩をされている方と結構すれ違いました。
ヨタヨタ歩きの我々と違い、皆さん健脚です。(苦笑)
きっちり形よく並んだ緑色の石垣が、本当に綺麗です。
お城めぐりも徳島城で25城目となりました。
100城までは、まだまだ時間がかかりますが、のんびり、
楽しみながら続けたいと思います。
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