2012年5月2日水曜日

徳島県 徳島城

こんばんは。
税理士の山脇です。

四国散策3日目は、徳島城に行ってきました。

徳島城は、徳島市中心部の標高約61mの城山(古称は、渭山・猪山)
に築かれた平山城です。

築城主は、蜂須賀家政。

豊臣秀吉の四国征伐に勲功をあげた家政は、阿波18万石の大名となり、
当初は一宮城に入り、その後、徳島城を築いたそうです。


数寄屋橋。
徳島城の鬼門にあたる門(数寄屋門)の東側の堀にかけられた橋。


蜂須賀家政の銅像。

戦前は、野太刀と長槍を持った甲冑姿の蜂須賀小六正勝の銅像が
立っていたそうですが、戦時中に供出されてしまい、昭和40年に
裃姿の家政の銅像が建てられたそうです。


本丸目指して出発!
手すりはあるものの、かなりキツイ階段が続きます。


東二の丸跡。
徳島城では、本丸ではなく、この東二の丸に、3層の天守があったそうです。


徳島城の石垣には、「阿波の青石」として有名な緑色片岩と、赤石と
いわれる紅簾片岩が多く使われているそうです。

片岩とは、変成作用によって結晶が一定方向に配列した岩石で、
薄く、はがれやすいものなのだとか。

石垣にはなじまないように思えるのですが、石垣の多くは現存のもの
だそうで、結構もつものだなぁと驚きました。


とても広い本丸跡。
馬具櫓、武具櫓、弓櫓、留守番所などがあったそうです。


本丸跡から見た徳島市内。
すぐ下には、徳島駅が見えました。


本丸を後にし、西の丸跡のほうへ降りたはずが、どうも道を間違えて
しまったようで、西の丸跡にはたどり着けませんでした。(苦笑)

こちらの道は、登ってきた道とは雰囲気が少し違い、更に野趣あふれる道と
なっており、それはそれで楽しく散策できました。

苔におおわれた石垣に歴史を感じます。



幅が狭く、手すりも柵も無い坂道を下ります。

走っている学生さんや、散歩をされている方と結構すれ違いました。

ヨタヨタ歩きの我々と違い、皆さん健脚です。(苦笑)


きっちり形よく並んだ緑色の石垣が、本当に綺麗です。

お城めぐりも徳島城で25城目となりました。

100城までは、まだまだ時間がかかりますが、のんびり、
楽しみながら続けたいと思います。

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