2010年7月25日日曜日

必死剣 鳥刺し

こんばんは。
税理士の山脇です。

今日もうだるような暑さでしたね。
部屋の中でじっとしていても汗が流れてきます。

座って、ゆっくりできて、涼しい場所はどこか?
しかも楽しめるところ・・・。
思案のうえ、映画館行きを決定。

先日、公開された、藤沢周平原作の「必死剣 鳥刺し」を
鑑賞してきました。

舞台は、おなじみ海坂藩。
自分の人生をかけて悪政を正そうとする下級藩士の
武士道と、さらに、これを利用する上役に対して必殺剣が
はなたれるラストシーンは見応え十分でした。

この作品、隠し剣シリーズの1篇で、「隠し剣 孤影抄」という
文庫本におさめられています。
すべて「〇〇剣〇〇」というタイトルの剣豪もの。
ハッピーエンドで終わることのない悲哀感に充ちた作品集
だった記憶があります。

描写が印象深く、気持ちのなかにずっしりと
入り込んでくる藤沢文学。
映画化されて、どんな作品になっているのだろうと
公開前より興味を持っていました。

期待を裏切らない作品であったことは間違いなし!
「必死剣 鳥刺し」、この夏お薦めの映画でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿