2019年3月7日木曜日

補聴器の購入費用に係る医療費控除の取り扱い

こんにちは。
税理士の山脇です。

補聴器の購入費用は、医療費控除の
対象となるか否か。

厚生労働省からの照会に基づき
国税庁が回答を公表しています。

厚生労働省からの照会は、一般社団
法人耳鼻咽喉科学会が定めた「補聴器
適合に関する診療情報提供書」において
購入する補聴器が、医師等による診療や
治療を受けるために直接必要である旨が
記載されている場合の当該補聴器の購入
費用については、医療費控除の対象と
なるか否かでした。

医師等による診療や治療を受けるために
直接必要な費用で、一般的に支出される
水準を著しく超えない部分の金額は、
医療費控除の対象となります。

よって、一般社団法人耳鼻咽喉科学会が
認定した補聴器相談医が、「補聴器適合
に関する診療情報提供書」により、補聴器が
診療等のために直接必要である旨を証明
している場合には、当該補聴器の購入費用で
一般的に支出される水準を著しく超えない
部分の金額は、医療費控除の対象となる
とのことです。

補聴器は、結構、お高いと聞きます。

しかし、耳が聞こえにくいと不便で、
危険でもあります。

お医者さんに証明されて、医療費控除の
適用を受けることができたのなら、少しは
お財布に優しいものとなりますね。

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