2010年8月4日水曜日

原価の計算

こんばんは。
税理士の山脇です。

今日も一日暑かったですね。
熱中症で救急搬送される方が急増しているそうです。
こまめに水分補給するなど、くれぐれも注意してください。

暑さのせいか、食欲にも影響が出てきています。
どうしても、冷たい麺類ばかり・・・と偏った食事になって
しまい、毎日のランチにも頭を悩ませる今日この頃です。

そんな中、スタッフがお弁当を持ってきてくれました。
メニューは、カレーとサラダです。
子供が小さいころは、カレーもよく口にしたのですが、子供が
大きくなってからは食べる機会も少なくなったメニューです。

ピリッと辛いカレーは食欲をそそります。
添えられたサラダもほどよく冷えていて、美味しく頂きました。

「ごちそうさま」の後は・・・精算です。
この手作り弁当、実は有料なんですよ。(笑)

外食することが多いスタッフ、料理は気がむいた時に
しているようです。
多めに作った時、これまた気がむけば、お弁当にして
持ってきてくれるのです。

精算は・・・といいますと、「評価金額」だそうです。
美味しかったかどうかの評価による、なんとも
やっかいな精算方法なんです。(苦笑)
私としてみれば、公正に原価等から評価すべきと思うのですが!

せっかくですので、「原価計算」のさわりを触れておきます。

原価を計算するとは、ざっくり言うと、製品を作るためにかかったお金や、
サービスの提供をするためにかかったお金がいくらなのか、を計算
することです。
製品が売れたとき、サービスの提供をしたときに、原価がわからなければ
いくら儲かったのか、あるいは損をしたのか、わかりませんよね。

また、ひとくちに原価計算と言っても、目的によって、その方法も
さまざまで、とても奥の深いものなのです。

商いをするにおいては、原価の計算は外すわけにはいきませんので
面倒でも、仔細に記帳していくことは重要なんですよ。

では、本日のお弁当の原価はというと・・・
材料費と光熱費などの経費、それにスタッフの労賃が原価
ということになります。

聞いた話から、材料費を1人前換算すると、350円~370円位でしょうか。
光熱費も50円前後ですかね。
スタッフの労賃は、多めに作ったついでということであれば0円。
しめて合計400円前後ということになります。

余談ですが、ここで、スタッフからブーイングが出ました。
労賃0円という言葉が気に入らなかったようです。
実際には支払われなくても、料理を作ったり、掃除をしたりする
専業主婦の対価を計算する時代であり、家政婦さんを雇ったら
同じことをしてもらうのにもお給料を 支払わなければいけない
のに・・・というのです。
売上から原価(費用)を差し引いた差額のもうけが手間賃であり
労賃であるのはわかるが労賃0円表現はモチベーションを下げる
言葉らしいのです。

今回の原価を計算するには関係ないような・・・。
労賃0円=感謝の気持ちゼロと言ったつもりはないのですが
確かに失言だったかもしれませんね。

食欲を増進させるお弁当。
感謝の気持ちいっぱいに美味しくいただきました。

で、精算額はというと、
現実は「美味しかった」ということで、郵便局でもらった
スタッフお気にいりのポスト型貯金箱に500円を支払いました。(笑)

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