2017年5月25日木曜日

スイッチOTC薬控除

こんにちは。
税理士の山脇です。

今年、1月1日より、セルフメディケーション税制が
施行されています。

セルフメディケーション税制とは、健康の保持増進など
一定の取組みを行う個人が、自分や生計を一にする家族
のために、スイッチOTC医薬品を購入した場合に、一定
の金額の所得控除を受けることができる制度で、医療費
控除の特例となります。

セルフメディケーション税制による医療費控除の金額は、
実際に支払った購入費の合計額から、1万2千円を差し
引いた金額(最高8万8千円)です。

また、この特例は、従来の医療費控除との選択適用に
なります。

どちらが有利かは、年末になるまでわかりませんね。

領収書や一定の取組みを行ったことを明らかにする書類等は、
大切に保管しておきましょう。

ちなみに、セルフメディケーション税制の対象となる医薬品に
ついては、厚生労働省のホームページに掲載されていますし、
一部医薬品のパーッケージには「識別マーク」が掲載されて
いるのだとか。

対象医薬品は、風邪薬、胃腸薬、鼻炎用内服薬、湿布など、
幅広いようです。

さてさて、昼休みにスタッフが薬局に行っておりました。

常にポーチに入っており、万能薬だと豪語している薬がこちら。



皆さんご存知、「メンタム」です。(笑)

こちらの商品には、識別マークはついておらず、厚生労働省の
ホームページにも掲載されていませんでした。

つまり、セルフメディケーション税制の対象外です。

セルフメディケーション税制の対象かどうかということよりも
「万能薬なのに・・・」と、マークがついていないことに少し
不服そう。

識別マーク 云々よりも、自分にあった、必要な医薬品を
購入するのが一番ですよ。(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿