2015年12月16日水曜日

個人住民税の特別徴収

こんにちは。
税理士の山脇です。

「個人住民税の特別徴収のお願い」を目にしました。

特別徴収とは、給与支払者が、毎月の給与から
従業員等の個人住民税を差し引いて、市町村に
納める制度をいいます。

所得税の源泉徴収義務がある給与支払者は、
特別徴収義務者として、パート・アルバイト・役員等
を含むすべての従業員等の個人住民税を特別徴収
することが、地方税法第321条の4の規定により
義務付けられているのです。

特別徴収するにあたり、従業員さんのメリットは、

 ①金融機関等に出向いて納税する手間が省け、
  納付を忘れる心配がなくなること。

 ②年税額を12回に分けて支払うため、納期が
  年4回である普通徴収に比べ、1回あたりの
  負担額が少なくなること。

でしょうか。

給与支払者にとっては、少し事務負担が増えることに
なりますが、法に照らせばやむを得ないところですね。

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